SIC、PS、BR…何を表している?

賃貸住宅を選ぶ時、必ず目を通すのが間取り図です。この間取り図には略語や記号が使われていますが、それらの意味を正確に読み取ることが大切です。例えばDKはダイニングキッチン、LDKはDKとリビング(L)が一つになった部屋を指します。賃貸物件情報では、これらの記号の前に部屋数を表す数字を付けて、間取りを表示しています。

具体例を挙げると、2DKや2LDKはDKやLDKの他に2つの部屋がある物件です。ここまではよく知られていますね。BRはベッドルーム、RBLはルーフバルコニーですが、他に知っておきたい記号として、収納スペースがあります。CLはクローゼット、SBはシューズボックス、SICはSBより広いシューズインクローゼット。WICは中まで歩いて入れるウォークインクローゼットです。

生活に不可欠な設備としては、お手洗いのWC、ユニットバスのUBが挙げられます。またPSとあるのは、電気配線や水道管の配管スペースのこと。スペースこそごく小さいものの、生活排水音が響いたり、室内のレイアウトに影響が出ることもあるので、見落とせません。MBはメーターボックス、ACはエアコンの意味、Rは冷蔵庫置き場、Wは洗濯機置き場です。

生活動線を考えながら、こうした家電の配置位置も確認しましょう。

エレベーターの位置もチェック

専有部分以外で注目して欲しいのは、間取り図ではEVと記されるエレベーターの位置です。部屋のすぐ隣にあると機械の稼働音が気になるし、あまり離れていると外出に不便です。エレベーターの設置数や部屋までの距離などもチェックしてください。

北海道の釧路は、冬の時期は雪がたくさん降ります。そのため、釧路の賃貸住宅を探す際は雪下ろしがしやすいか確認した方が良いです。