不動産屋を複数社回って賃貸オフィスを探す

賃貸オフィスの物件を取り扱う不動産屋によって、空き物件の数や質はがらりと変わることがあります。そして、大手や中小規模のタイプの不動産屋もありますし、企業の規模や雰囲気も異なります。一見、大手の不動産屋のほうが情報量は多いのではと思われがちですが、実は地域に根付いた経営をおこなっている中小規模の不動産屋のほうが穴場物件が数多くある、というケースも珍しいことではありません。ですから、不動産屋は1社とは言わず、複数社回って希望の物件の相談をおこないましょう。

オフィスの顔になるエントランスも選ぶ要素のひとつ

オフィス内が綺麗で清掃された状態であっても、エントランスの環境が悪ければ、訪問される取引先や顧客から良い印象を与えることはできません。エントランスにごみや泥汚れが目立つ、郵便ポストから手紙類があふれた状態であれば、ビルの管理体制はよくないでしょう。建物の管理がしっかりとされていないと、不審者が侵入しやすくなる傾向もあるので防犯面でも心配です。賃貸オフィスを選ぶときは、室内の環境を重視しがちになりますが、エントランスなどの共有部分の管理体制にも目を配って検討するようにしましょう。

インターネット回線や電力の状況をチェック

賃貸オフィスを選ぶ際は、室内や建物の環境をチェックすることは当然ですが、そのほかに注意しておきたい点がインターネットや電力の環境です。インターネット回線の有無を確認し、有るなら回線速度やセキュリティはどんなタイプかという点をチェックします。そして、オフィスビルによって電力の使用量が決められている場合もあるため、使用制限の有無を確認する必要もあります。ネット回線や電力に不便を感じることがあると、業務に影響が出るので予め確かめておくとよいです。

港区はオフィス需要の高いエリアですが、小型ビルの古い物件などで掘り出し物があることもあります。港区で賃貸事務所選びをする時は自社の適正を考え、賃貸相場とエリアを参照しましょう。